新人教育担当

石岡 公恵

スキルを身につけ、心に余裕のある看護師になってほしい。

府中市民病院には充実した研修体制が整備されており、1年目は月に4〜5回、2年目は1ヶ月に1回、3年目からは院外研修への参加と部署内での専門的な研修を実施しています。患者さまや職場の仲間に優しい看護師になって欲しいと願っていますが、そのためには心に余裕が必要。スキルを身につけ、常にやさしさを持ち続けられる看護師に成長できる環境が整っています。

少人数制を活かした研修プログラムを実施。

入職後は1週間の集合研修をするのですが、2018年からは急性期病棟と療養型病棟での臨床研修をスタート。最低限身につけておくべき知識と技術を習得し、自信を持って仕事にのぞめるようにプログラムを組めるのは、少人数制ならではの強みです。また、期間中は毎日レポートを提出してもらい、教育担当者である私と所属長が必ずフィードバックを行うほか、3ヶ月・5ヶ月・11ヶ月のタイミングで面談をするなど一人ひとりに目を配りながら教育することを心がけています。

仕事や職場の雰囲気に早くなじめるようフォロー。

教育担当として最も気がかりなことのひとつが、「職場にうまくとけ込めているかな?」「分からないことをきちんと聞けているかな?」ということ。知識や技術を身につけることももちろん大切ですが、同時に配属先に早くなじむ必要があります。新人職員の不安な気持ちを少しでも軽くできるよう、各配属先をこまめに見て回り、何かあったときに気軽に声を掛けてもらえるようフォロー。できれば研修の合間や研修後にランチ会やお茶会をして、ざっくばらんにコミュニケーションできる場を設けるようにもしています。プリセプターシップを導入しているため、配属後は新人看護師一人に対し先輩看護師が安心して仕事に取り組めるようマンツーマンで指導。仕事や職場の雰囲気に早く慣れ、楽しく働けるよう、しっかりとサポートしますよ。